栄区の青木神社(栄区笠間5の4の1)の参道に昨年12月29日から、新しく112個のちょうちんが飾りつけられている。個人や自治会町内会、企業などが奉納したもので、参道にちょうちんを飾る取り組みは今回が初めての試み。
青木神社の石井晨(あきら)宮司によると毎年大みそかの夜にお参りで並んでもらっている際に、参道が暗かったことが気がかりだったという。約1年前から地域に呼びかけを行い、今回からちょうちんが飾られる運びとなった。「神社は昔から憩いの場でもあり、季節の行事ごとなどで人が集まる場所。そこへ参加してもらう意識が地域で高まってきたと実感している」と話している。
青木神社では20年前から境内の環境づくりに取り組んできた。清掃をはじめ、10年前には境内にちょうちんが飾られた。昨年は新たにおみくじ掛けを新調した。昔の神社の姿を知る地元住民は「以前と違った姿に驚いた」と話した。
今後も年末年始にはちょうちんを飾り続け、また奉納への呼びかけも引き続き行っていく。石井宮司は「宮司として季節の行事も大切にしていきたい。地域の方々と支え合いながら神社を守っていけたら」と語った。
ちょうちんは13日まで飾られる。
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