港南区・栄区版 掲載号:2019年1月17日号 エリアトップへ

横浜市 独自のBD(ビッグデータ)活用を推進 在宅医療などの実態を分析

社会

掲載号:2019年1月17日号

  • LINE
  • hatena
論文を作成した鈴木医師(中央)と市職員
論文を作成した鈴木医師(中央)と市職員

 高齢化が進み医療需要の増加が見込まれる中、横浜市は独自に保有する医療ビッグデータ「YoMDB(ヨムディービー)」を活用した実態分析に本格的に取り組んでいる。また、この結果をまとめた論文がこのほど、国際的に著名な医療学術雑誌に掲載。外部の専門家からの評価を受けたことで、今後、信頼性の根拠を得た分析結果が政策立案に生かされていく。

 横浜市の推計では、市の人口は2019年にピークを迎え、65歳以上の高齢者の比率が24・8%になる見込みだ。高齢化が進み医療需要が増加する中、市は限りある財源や医療資源で実効性のある政策を立案するため、医療ビッグデータの活用に乗り出している。

分析結果に国際的評価

 市の政策を進める上、医療の現場では医療従事者が納得できる客観的なデータが必要となる。市が保有するビッグデータ「YoMDB」は、国民健康保険や後期高齢者医療制度などの情報をデータベース化したもので、特に高齢者の分析に効果的とされている。市医療局は同データの信頼性の裏付けを得るため、国際的に著名な医療学術雑誌への掲載を目指し、昨年5月からデータを分析してまとめた論文の作成に取り組んできた。論文作成に中心的な役割を担ったのは、横浜市立大学から医療局に出向している鈴木幸雄医師。分析によると、2035年の在宅医療需要は15年比で2倍超となることなどが示されている。鈴木医師は「今後の政策立案に向け、YoMDBや分析結果の客観的な信頼性を高めたかった」と思いを語る。

政策立案に活用

 市は今後、分析結果などを踏まえ「在宅医療の体制整備」「市内で在宅医療を担う医師を養成」などのほか、新たな市民生活に有効な政策立案に取り組む。また、「YoMDB」に介護データを統合し、来年度から医療と介護を一体化したデータの活用を目指す方針だ。「どのくらい在宅医療の整備が必要かなど、客観的なデータがあることで検討を深めていける」と医療局担当者は話す。

港南区・栄区版のトップニュース最新6

端末でタクシー配車開始

DeNA

端末でタクシー配車開始 経済

市内3病院で実証実験

12月12日号

火災件数が昨年の倍に

港南区

火災件数が昨年の倍に 社会

消防署が注意を呼びかけ

12月12日号

中高生の文化作品ずらり

11日から

中高生の文化作品ずらり 文化

市民団体が発表の場企画

12月5日号

15年ぶりVへ、王手

横浜FM

15年ぶりVへ、王手 スポーツ

7日、日スタで最終節

12月5日号

冬の節電「楽しんで」

栄区役所

冬の節電「楽しんで」 社会

前年同月以下でプレゼント

11月28日号

マーチング2年ぶり全国へ

下野庭小

マーチング2年ぶり全国へ 文化

小編成で「金賞」目指す

11月28日号

脱プラへ 木製ストロー

横浜市

脱プラへ 木製ストロー 社会

推進めざし独自開発

11月21日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月4日0:00更新

  • 1月28日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

港南区・栄区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年12月12日号

お問い合わせ

外部リンク