認知症高齢者等の行方不明に対応するための「港南区認知症高齢者等SOSネットワーク」にこのほど、港南区内19カ所の郵便局が協力機関として加わった。5日に港南区役所で協定締結式が行われ、齊藤貴子区長と区内3郵便局の局長らが出席した。
ネットワークは事前に登録した認知症高齢者等の家族が港南警察署に連絡をすると、区役所を経て、地域ケアプラザや協力機関と情報を共有して発見依頼をするという仕組み。昨年12月時点で212人が登録済みで捜索依頼は過去2年で20件。
これまで協力機関は鉄道各社の駅やバス会社の営業所など6カ所にとどまっていたが、2カ所の拠点郵便局(港南・港南台)と17カ所の郵便局が加わり、郵便配達員約250人の携帯端末に情報が配信されるという。
港南郵便局の鈴木清徳局長は「地域あっての郵便局。お客様の生活サポートの一環として、見守りなどのお手伝いができれば」と話した。
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