栄区にある横浜自然観察の森(上郷町1562の1)で2月16日、「親子のミニたたら製鉄体験」が行われ、参加者や見学者など約20人が訪れた。
たたら製鉄はかつて日本全国で行われていた製法で上郷周辺でも盛んに行われていたという。今回の催しは横浜自然観察の森友の会設立30周年を記念して開催された。
同会の雑木林ファンクラブを中心に地域の資源を利用したいと考え、昨年5月から活動を開始。海岸での砂鉄集めや施設内の間伐材を使用した炭作りを行い、準備を進めてきた。
製鉄作業では石灰を混ぜた砂鉄と炭を5分間に1度のペースで1時間ほど投入し続けた。窯に火が入れられた後には実際に砂鉄と炭を窯に入れる体験もあり、参加者は興味深そうに取り組んでいた。製鉄方法についての質問などもあり、熱心に話を聞いたりメモを取る様子も見られた。
参加した男性は「とても貴重な体験だと思う。手間のかかる作業だということが分かった」と話した。
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