市政報告 374万市民の安全安心のために消防職員の職務環境改善を 日本共産党 横浜市会議員 みわ智恵美
消防局に対する予算審議にあたり、市内の消防署や出張所を改めて視察しました。日頃から市民の安全安心に命がけで取り組む消防職員の皆さんの働き方、執務環境の改善は最優先で行うべきとの立場から質問しました。
女性職員増へ対策強化
救急・消火の現場に出場する女性消防隊員の増員は、社会的要請からも待ったなしです。しかしそこで立ちはだかるのが「24時間勤務」です。当直では必要な仮眠をとりますが、プライバシーの確保など環境が整備されていない消防署・所がほとんどなのです。女性隊員増員のためにも当直環境の整備を急いで進めるよう求めました。
消防局長は「女性隊員がいきいきと活躍できるよう、執務環境の整備に努める」と答弁しました。
当直環境の改善を
また当直室は男女問わず消防隊員から個室化が強く求められています。港南消防署は個室ですが、市内全体では個室13%、カプセルベッド2%、パーテーション33%、カーテン28%、何もないのが24%という現状です。出場に備えて十分に身体を休める環境を整えるためにも改善が必要であり、現在2階建ての出張所を3階建てにするなどの建て増しで個室化を図ることを求めました。局長は今後建替えなどの機会をみて整備するとの答弁でした。
これを受け私は、建替えまでの応急策として消防本部のスーパーレンジャー部隊に8台整備されている「カプセルベッド」の導入を求めました。
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