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栄区 カード手交型詐欺が多発 銀行員や警察官装う手口

社会

掲載号:2019年4月18日号

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詐欺を防いだ酒井ひろみさん(左)
詐欺を防いだ酒井ひろみさん(左)

 銀行員や警察官を装ってキャッシュカードを騙し取り、預貯金を引き出す「キャッシュカード手交型詐欺」が急増している。栄区内では今年に入って発生した詐欺被害のうち9割近くを占める。被害が後を絶たない中、被害防止の最後の砦となるのが金融機関だ。

 栄警察署によると、今年1月1日から3月末までに区内で発生した特殊詐欺は前年比12件増の18件で被害総額は1814万円にも上る。18件のうち、14件が「カード手交型」の手口という。

 例えば、金融機関の職員を騙って「カードが不正に使用されているのでカードを預かります」とカードを郵送させるケースや、複数人でデパートの従業員や警察官を装って「あなたの名義のカードで買い物をしている人がいる」といった電話をかけ、その後に警察官を騙ってカードの郵送を指示するケースがあった。被害者は騙されていることに気が付かず、暗証番号を教えたり、カードを郵送したりすることが多いという。

金融機関は最後の砦

 県警ではこうした被害を未然に防止するために、郵便局や銀行などの金融機関に対して、高額の取引をする利用者に対する使用用途の確認や警察に通報する「全件通報」の協力を求めてきた。

 こうした取組が功を奏したのが、3月18日横浜桂町南郵便局で被害を防いだケース。クレジットカードの発行手続きで問い合わせをした女性を不審に思い、局員が声をかけたという。課長代理の酒井ひろみさんが女性から話を聞いたところ、詐欺の手口だと思い、詐欺被害を防ぐことができた。

 栄署は4月11日、積極的な取組によって被害を防いだとして同郵便局に感謝状を贈った。

 贈呈式で酒井さんは「郵便局はお客さんとの距離も近く、日常生活の相談をされることも多い。今後も声掛けを徹底したい」と話した。

 栄警察署の宮田孝署長は「金融機関は最後の砦。今後も各機関と情報の共有を図っていきたい」と話した。

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