港南区・栄区版 掲載号:2019年5月30日号 エリアトップへ

書道講師として障害児らに指導を続け、映画「海獣の子供」とのコラボ書道展を開く 居原田(いはらだ) 礼子さん 栄区鍛冶ヶ谷町在住 65歳

掲載号:2019年5月30日号

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「成長しない子どもはいない」

 ○…アニメ映画の話題作「海獣の子供」の原作漫画中の言葉を題材にした書道展をあすから秋葉原で開く。知的障害児・者を対象とした書道指導を「港南地域活動ホームひの」で24年間、栄区社会福祉協議会の教室で15年間続け、作品展にはその生徒たちによる書が並ぶ。「障害のあるなしということを抜きにして、作品にふれてもらえたらうれしい」と思いを語る。

 ○…今回の書道展には、原作漫画に登場するフレーズを書いた41点の作品が並ぶ。生命や宇宙をテーマとした同作の世界観を、大きさも太さも異なるそれぞれの線で表現している。一方で日頃の教室では生徒が好きなものや言葉のほか、生徒のために自作した詩を題材にして書に親しむ工夫を続けている。「トメ、ハネということより、のびのび書いたものを褒めることで『そのままでいい』と感じてもらう方が大事」

 ○…高校を出て航空機の客室乗務員として働いたが結婚を機に退職。娘が幼稚園に通い始めた頃、「資格」を得たいと師範資格に挑戦したのが書道のきっかけだった。それまで馴染みのなかった障害児者への指導は試行錯誤の連続で、紙と向き合うことも筆を持たせることもできない自分にたびたび落ち込んだりもした。「保護者に障害のことを教わりながら、子どもたちに癒されながら」――。続けてこられたのはそんな温かな交流があったからだという。

 ○…「長く通い続けてくれる生徒が多いのが嬉しい。小さい時から知っていて、自分の子や孫のよう」。保護者も年上や同世代が多かったが、いつからか娘と同じ世代が中心になっている。不安そうな気配を感じれば、「成長しない子どもは絶対にいないよ。大丈夫」と話しもする。24年間の経験一つひとつが、裏付けとして積み重なっている。

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