県立の知的障害者施設「津久井やまゆり園芹が谷園舎」(港南区芹が谷)で22日、福祉体験会が開かれ、地元小学生の親子ら40人が参加した。昨年に続き2回目の催しで、今年参加したのは東芹が谷町内会子ども会のメンバーら。車いすや介護食について体験を通じて理解を深めた。
介護職体験では口を閉じずに飲み物を飲み、舌を動かさずに食べ物を食べる難しさを体験。子どもたちは「ほんのわずかな動きなのに、でもそれがないとすごく難しくなる」と感想を話した。
また体育館にはゲームコーナーが設けられ、車いすバスケットなどを体験。施設利用者もかき氷で涼をとっていた。
同施設は2017年春に相模原市から仮移転し、現在は21年完成を目指して老朽化施設の建替えを進めている。子ども会の女性は「施設は知っていたけど、入るのは初めて。職員の方たちがとても明るくて、利用者の人の雰囲気も少しわかったのでまた来てみようと思った」と笑顔を見せた。
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