港南区の市立下野庭小学校で9月5日、横浜市中央卸売市場で働く水産部の卸売業者と仲卸業者らが5年生を対象に出前授業を行った。同市場魚食普及推進協議会の主催。
同市場では、児童に食への興味や関心を持ってもらおうと、市場で働くプロを市内の小学校へ派遣し、出前授業を行っている。今回は水産部が市場から持参した神奈川近海で獲れた新鮮な魚を並べて実施した。
授業では、魚が獲れてから家庭へ届くまでの流れや、値段の付け方、競りの行われ方が説明された。競りの体験も行われ、代表児童らが指で金額を表しながら魚を競り落とす場面も見られた。
横浜魚市場卸協同組合理事の坪倉良和さんは「港南区は海に面していなく、市場も知らない児童が多かった。今回の授業で魚に興味を持っていた児童も多くいたので、これをきっかけに子どもの魚離れが少しでも抑えられれば」と話した。
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