栄区の笠間小学校で19日、能・狂言鑑賞教室が開かれ、4年生から6年生まで約300人の児童が伝統文化にふれた。文化庁が主催する事業の一環で、(公財)鎌倉能舞台が体育館のステージを舞台に見立て、狂言と能を披露した。
狂言では「柿山伏」=写真=が演じられると、児童たちもその後のワークショップで実際の所作を体験した。柿を食べる場面について、「わしっと掴んで、『あむあむ、あむあむ』と食べる。柿でなくても好きな果物をイメージして、汁をこぼさないよう意識して」とのアドバイスを受けると、子どもたちは夢中になって動作を真似していた。
参加した児童たちは「声の出し方が独特で面白かった」「分からない言葉も多かったけど、楽しい雰囲気は伝わってきた」と感想を話した。
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