港南台第一小学校を中心に活動する「港南台剣道クラブ」の亀井陽子さん(五段)、麻希さん(小学2年)の親子=写真=が10月14日、「第44回神奈川県母子剣道大会」に出場し、小学生低学年の部で優勝した。同クラブからの優勝は初という。この大会は母親と子どもが1チームとなって出場するもので、今年は低学年の部に県内各地から24組の親子がトーナメントを戦った。
陽子さんは大学まで剣道一筋という経験者。同大会には過去2回、長男の響紀君(小学5年)と共に出場し、準優勝した実績もある。今年は兄に憧れて昨夏から本格的に剣道を始めた麻希さんが「私も大会で優勝したい。お母さん一緒に出よう」と陽子さんを誘い、2人で出場することにしたという。低学年の部には年上の3年生や男子も多かったが、麻希さんはひるむことなく攻めの剣道で戦い抜き、念願の優勝をつかんだ。
陽子さんは「母子がチームになるので、この大会は勝ち負けを問わず親子の絆が深まるのがいい。剣道は年齢を問わないので、これからも家族で楽しめたら」と笑顔を見せた。麻希さんは「家族の中ではおじいちゃんが一番強い。将来は剣道で世界一になりたい」と夢を語った。
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