栄区のJA横浜本郷東支店(古屋英基支店長)で11月21日、栄警察署の協力のもとで強盗模擬訓練が行われた。
同店では凶悪化する強盗犯罪に備え、日頃から職員の役割分担などを決めるなど対策に力を入れている。訓練は営業中の店内に刃物を持った2人組の男が押し入り、職員を人質に取って現金を要求する場面を想定。緊張感が漂う空気の中で実施された。
職員らは強盗が押し入った際の非常通報ボタンの位置や、通報手段などを確認。犯人の身なりや身長、持ち物などの特徴を覚え、駆けつけた警察官に伝えるまでの一連の流れを確認した。
訓練後の講評で栄警察署員は「犯人を落ち着かせることや、店の利用客を守ることが大切。防犯カメラやカラーボールも有効に使ってほしい」と話した。古屋支店長は「訓練で課題も見え、良い経験になった」と感想を話した。
10月中に全国の金融機関を狙った強盗事件が3件発生しており、神奈川県警でも12月から年末年始特別警戒を実施していくという。
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