公明党港南支部(安西英俊支部長)が主催する港南フォーラムが5日、ひまわりの郷で開かれ、港南区在宅医療相談室の相談員が「住み慣れた自宅や地域で自分らしく生活を続けるために」と題し、講演を行った。300人を超える来場者があり、熱心に耳を傾けた。
講演したのは看護師で介護支援専門員でもある福永るみさん。在宅医療の仕組みを解説した上で「人生の最期をどこでどのように過ごしたいかを元気なうちから考え、家族や周囲の人に話すことが大切」と話し、エンディングノートや「もしも手帳」などの活用を訴えた。また自然な最期を迎えるためには「亡くなるまで点滴を続けるのではなく、身体の状態にあった快眠、活動、食事があれば呼吸も楽に最期を迎えることができる。聞く力は最期まであると言われているので伝えたいことや感謝の気持ちを話しかけてみてください」などと話した。
フォーラムを主催した安西支部長は「在宅医療やエンディングノートは多くの人が関心を持っているテーマ。最期まで前向きに生きていく準備が大切だと思う。今回の講演をきっかけに家族で話しあっていただけるといい」と話した。
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