春の黄綬褒章を受章した(株)山野井の代表取締役で神奈川県宅地建物取引業協会副会長の山野井正郎(まさお)さんの祝賀会が11月25日、横浜ロイヤルパークホテルで開かれた。各界から400人以上が出席し、業界や地元の発展に尽力してきた山野井さんの栄誉を盛大に祝った。
消費者保護に尽力
山野井さんは1943(昭和18)年生まれ。横浜市役所勤務を経て73年に(株)山野井の取締役に就いてから宅地建物取引業に従事してきた。
県宅建協会では2004年に理事に就任し、常務理事を経て現在は副会長を務める。消費者の窓口である不動産無料相談所の拡充に尽力するなど、消費者保護と宅地建物取引業の発展に大きな成果を残してきた。
行政との連携にも積極的に取り組み、「横浜市住宅政策審議会」や「横浜市都市計画審議会」の委員なども長年にわたり務めてきた。また地元のまちづくりにも積極的で「上大岡マスタープランの会」「大岡川の再生をすすめる会」の会長として大岡川の清掃活動や灯ろう流し、「風の盆」の普及にも取り組んできた経緯がある。
これまでにも文部大臣賞(社会教育功労)や国土交通大臣表彰(魅力あるまちづくり)などの受賞歴がある。
この日の祝賀会には全国から宅建協会関係者が駆けつけたほか、議員や行政、各経済団体、地元の団体組織、企業の代表者らが参加。菅義偉官房長官のお祝いムービーが流れ、盛大に開かれた。
あいさつに立った山野井さんは「県宅地建物取引業協会や日本PTA協議会の活動のほか、あれやこれやと不動産業以外にもボランティア活動に携わってきた。そしてそれぞれの世界でみなさんに育てていただいてきたと感じる。今後も命ある限り、皆さんと活動していきたい」と話した。
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