港南区民文化センター「ひまわりの郷」で1月28日、IR(統合型リゾート)市民説明会が開かれ、横浜市の林文子市長、平原敏英副市長らが市の現状やIR誘致の目的について直接市民に説明した。区民を中心に市内在住、在勤、在学者255人が参加した。
IRの実現に向けて準備を進めている市は昨年12月から各区ごとに説明会を開催。第1部では林市長自らがスライドを使って市の財政上の課題を説明し、観光消費額が大阪府などと比べて低いことなどを指摘した。林市長は人口減少を迎える横浜市の将来について「財政的にかなり厳しい状況が見込まれている」として、IRが打開策の一つになると説明した。
第2部ではアナウンサーの渡辺真理さんが司会を務め、会場で寄せられた174通の質問書から質問が読まれた。「カジノなしではIRは成立しないのか」「収益は本当に見込めるのか、IRが財政をひっ迫することはないのか」といった声に林市長らが答えた。
市は今後事業者を選定したうえで2021年度に「区域整備計画」を策定していく予定。林市長は「今日は1回目。今後も説明会を開いていきたい」とした。
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