花と緑の愛護活動に功績のあった団体を称える「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰の受賞者が5月1日に発表された。全国で115団体が受賞し、そのうち栄区から「本郷ふじやま公園運営委員会公園愛護会」と「湘南桂台みどりの会」の2団体が受賞した。
同愛護会は2008年3月に活動を開始し、現在は19人で構成している。里山の自然が残る本郷ふじやま公園の園内の巡視や樹木の手入れ、除草、清掃のほか、市民参加型のイベントを行っている。地域に欠かせない公園を支える愛護会としての活動が評価された。
一方、湘南桂台みどりの会は2014年、地域の高齢化が進む中、魅力ある美しい街を次世代に引き継ごうと、住民の有志によって設立。市の助成金事業を活用して地域の商業施設やバス折り返し所のほか、小中学校や福祉施設、道路の緑化を進めてきた。そのほかにも講習会や中学校との協働による花植え、オープンガーデンなどを実施し、住民同士の交流にも一役買っている。
みどりの会の南里要さんは「花と緑で一杯の美しく魅力ある街として再生したいという会の思いを受けて行政や地域内の事業主、住民、施工造園業者が熱意を持って支援していただいたおかげ。感謝している」と話す。
同表彰は「みどりの日」の制定の趣旨を踏まえ、花と緑の愛護活動に顕著な功績があった民間団体に対し、功績を称え、緑化推進活動の模範として表彰するもの。今年で31回目を迎え、全国で115団体、横浜市内で5団体が表彰された。
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