新型コロナウイルスの影響で経済的に厳しい芸術家や文化芸術分野の事業者を支援しようと、横浜市は上限を30万円とする支援金の給付を始める。申請の受付はきょう5月28日から開始する。
支援の対象は文化芸術分野の活動を生業とした法人または個人事業主で、▽横浜市内に在住または市内に活動拠点を置いていること▽不特定多数の者を対象とした公演・展示・上映などに関わる活動に対して過去1年以内に対価を得た実績があること▽感染拡大防止対策に伴い、活動や表現の機会が減少しているなど影響を受けている――の3条件を満たすこと。対象の分野は音楽・演劇・映像・写真・舞踊・美術・伝統芸能・茶花書道。その他の要件あり。
支援金は以下の経費が対象。▽感染拡大収束後の活動を再開するまでにかかる経費▽現在の状況下で実施可能、またはこうした状況だからこそ実施したいと考える文化芸術活動にかかる経費▽活動再開した際に必要な感染症拡大防止策に関するマニュアル作成や研修、備品の購入など具体的な安全性向上にかかる経費。活動の対象期間は5月15日から12月31日まで。
申請はきょう5月28日から6月10日まで。採択は450件程度で申請が900件程度に達した段階で受付を締め切る。
問い合わせは横浜市文化芸術活動応援プログラム事務局(【電話】045・671・9581/【メール】covid19@yaf.or.jp)へ。
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