神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2020年6月11日 エリアトップへ

栄消防署長に4月1日付で着任した 渡辺 又介さん 58歳

公開:2020年6月11日

  • LINE
  • hatena

基本に忠実に、初心忘れず

 ○…この春、栄消防署の署長に着任した。3月までは消防訓練センターの教育課長を務め、自身として初めての署長職に気を引き締めている。「地域の消防団や自治会町内会と力を合わせ、我々消防士の力を結集し、チーム栄でやっていきたい」。各自がもつ力を発揮できるようコミュニケーションを重視しながら、署員125人とともにまちの安全・安心に力を注ぐ。

 ○…栄区は市内で最も高齢化率が高く、一方で要介護率は最も低い。「元気なお年寄りが多いという印象。みなさんに安心してすごしてもらえることが務め」と語る。緑が多く、いたち川や柏尾川といった河川があるまちの特徴に触れて、風水害対策や緑地帯の安全にも気を配っている。また「防災訪問」として各戸をまわり、住宅防火の啓発にも力を入れていくという。

 ○…横浜市西区出身。高校時代に水泳に打ち込み、プールの監視員を務めたことが人を助ける仕事の魅力を知るきっかけとなった。水泳は今なお続く趣味のひとつで毎週プールに通い、マスターズの大会には30代の頃から出場を続けてきた。今はコロナの影響で泳ぐことは難しいが、「単調なようにも思えるけど、その中に発見がある。そしてまた『速ければいい』というシンプルさも性に合ってる」と水泳の魅力を語る。

 ○…36年前、消防学校を出て着任したのが戸塚消防署――当時の戸塚区は現在の栄区、泉区もその範囲に含まれ、栄プールで訓練をした思い出もある。現在の栄署は当時、本郷出張所としてなじみがあった。「栄区には恩を感じている。これからの仕事でお返しをしていけたら」。基本に忠実に、初心を忘れず――。初心の地で再び、歩みを始めている。

港南区・栄区版の人物風土記最新6

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

3月21日

泉 秀明さん

設立50年を迎えた野庭団地第一自治会の会長を務める

泉 秀明さん

野庭町在住 68歳

3月7日

櫻井 富雄さん

170年を迎えた建物修繕、建築工事等を手掛ける(株)櫻井の代表取締役を務める

櫻井 富雄さん

港南台在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

小室 俊博さん

港南区スポーツ推進委員連絡協議会の会長を務める

小室 俊博さん

港南区日野在住 67歳

2月15日

横浜しだれ桜の寺「普門院」樹木葬墓地

ご家族ご夫婦だけの区画 庭園型永代供養墓苑 0120-426-350

https://www.youtube.com/watch?v=YEcUswIppIk

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook