横浜市消防局は16日、2020年度上半期の火災・救急概況を発表した。市内で発生した火災件数は前年と比べて減少したものの、住宅火災が増加している傾向が示された。近年では増加傾向にあった救急出場件数と搬送人員は前年と比べ減少した。
同局の速報によると、2020年度上半期の火災件数は363件で前年同期と比べて9件減少した。ただ、住宅火災の件数は157件で前年同期と比べて16件増加した。建物火災全体の住宅火災の割合は72・4%を占め、前年同期と比べて10・6%増加し、過去10年間で最高となった。火災による死者は8人で前年同期より4人減少した。
2020年度上半期の救急出場件数は9万3580件で前年同期と比べて8558件減少した。搬送人員は7万8717人で前年同期と比べて9045人減少した。
救急出場件数は2月以外の月で前年より減少し、特に4月が最も減少した。また高齢者の搬送が大きく減少し、前年同期と比べて10・5%減少した。
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