コロナの影響でコンサートの中止や延期を余儀なくされてきた栄区民文化センター「リリス」が10月18日(日)、「第16回身体にいい音楽会」からホールでのコンサートを再開する。同公演の主催者で、湘南鎌倉総合病院院長代行の小林修三医師の協力を受け、「リリス・モデル」として感染対策を徹底して準備を進めている。
「音楽をはじめとする文化活動は、人間らしい生活に不可欠なだけでなく、自然免疫を高めるとされている。感染症との関係ではむしろ必要なもの」と小林医師は話す。
また今公演のようにクラシックコンサートは鑑賞中の観客が騒いだりすることがほとんどないため、席の間隔をあけるなどすれば感染リスクは高くないと指摘する。「いたずらに怖がるのではなく、管理した環境のもとでの一定の活動は再開するほうがいい」
リリスのスタッフと小林医師は公演に向け、開演から閉演、退場までの流れを具体的に想定した打ち合わせを重ねている。実際の医療現場も踏まえて「PCR検査もこの半年で受けやすい状況になってきた。感染リスクと安心感の両面を考慮して対策をするので、ぜひ生のクラシックを楽しんでもらえたら」と小林医師は呼びかける。
開演は午後2時。曲目はピアソラ「ブエノスアイレスの四季」チャイコフスキー「弦楽セレナーデ ハ長調Op48」。他に小林医師の医療講演も。全席指定4500円。問い合わせはリリス(【電話】045・896・2000)へ。
|
<PR>
港南区・栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>