地域の防火防災に尽力
2020年春の叙勲で瑞宝単光章を受章した港南区内在住の大津政美さん(72歳)を祝う会が10月31日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開かれた。大津さんは1988年に港南消防団に入団して今年3月まで8年間にわたり団長を務めるなど地域の防火防災に尽力し、祝賀会には消防署・消防団関係者など約190人が駆けつけた。
日本消防協会理事も
大津さんは港南消防団のほか、神奈川県消防協会会長や日本消防協会の理事も歴任した。祝賀会の発起人を務めた現・港南消防団長の森正夫さんは「さまざまな要職で頑張ってこられた方。こんな時だからこそ、ちゃんとお祝いができればと企画した」と話す。会場のホテルと相談し、感染対策を徹底したうえでの開催が実現したという。
祝賀会に出席した日本消防協会の秋本敏文会長は「大津さんには横浜で昨年実施した全国女性消防操法訓練大会の成功にご尽力いただいた。いろいろなご経験の蓄積とお人柄、そしてご家族の支援が勲章受章に繋がったはず」と祝辞を述べた。大津さんは「お世話になってきた人たちに元気な姿を見せられてよかった。現役とは違うけれど、今後もできることで地域と繋がっていけたら」と思いを語った。
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