港南区内のひとり親世帯を支援しようと12月23日、港南区福祉保健活動拠点で食料品や日用品を提供する「クリスマスおわたし会」が開かれ、34世帯が会場に足を運んだ。港南区社会福祉協議会とフードバンク横浜が主催し、港南区役所の協力で実現した。
事前申込制で実施され、当日会場にはお米や缶詰、レトルト食品などのほか、クリスマス前とあってクリスマスツリーや正月用の鏡餅なども用意された。またイケアジャパンの協力で、大きなショッピングバッグに日用雑貨を詰め合わせたものも配られた。参加者は必要なものを選んで持ち帰り、「物をいただくということもそうだけど、こんなに愛を感じられて涙が出そう」との声も聞かれた。
また今回の実施は直接的な食の支援にとどまらず、経済面や子育て、生活面に関する支援を継続していくことも目的とされており、会場にはアンケートの記入場所と相談窓口が設けられた。区社協と区役所の職員が声がけを行い、必要に応じた支援制度の説明をした。
港南区社協の加藤一郎事務局長は「まずはこの取り組みでひとり親世帯の皆様にクリスマスや年末年始の時期を親子でホッとした時間の中ですごしてもらえたら。アンケートをもとに、今後の支援の展開を検討していきたい」と話した。
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