自民党 市会議員 せのま康浩 コロナ対策柱に大規模予算 初の2兆円超、幅広い分野に
市会定例会が2月1日に開会し、令和3年度予算案を中心に議論を進めています。一般会計は初めて2兆円を超え、コロナ対策としてワクチン接種事業や中小企業支援策に大きな予算を盛り込んでいます。
集団接種は港南スポセン
新型コロナのワクチン接種について、横浜市では▽集団接種▽個別接種▽施設接種の3つの手法を導入します。港南区では「港南スポーツセンター」を集団接種会場とし、個別接種となる病院や診療所は現在、市が調整を進めています。3月下旬から65歳以上の高齢者に対して段階的に接種券と案内が送付され、市民の皆さんの都合に合わせて予約できる仕組みとなります。高齢者の方は4月以降に接種を受けられるようになります。
ワクチン接種が開始してもこれまでと同様、感染防止対策は必要です。学校など子どもに関連した施設での感染予防を強化する予算が盛り込まれています。
不妊症から地域課題まで
今回の予算案は子育て・教育面、福祉・保健面、防災面から、地域課題にも配慮した予算編成だと思います。
国・政府も積極的に取り組んでいますが、横浜市では特定不妊治療費の助成を拡充し、相談支援の拡充も図ります。
また子育て・教育面でも人材確保などによる保育体制の強化、放課後の居場所づくりの拡充、障害児の通所支援の拡充など、きめ細やかな取組を進めます。
3月11日で東日本大震災から10年が経ちます。先日も大きな地震がありましたが、台風や豪雨など自然災害への対策も喫緊の課題です。横浜市では令和元年度から防災スピーカーの設置を進めており、今年度は港南区の4カ所を含め、市内54カ所に設置します。また災害時の新たな情報伝達手段として戸別受信機の試行を行うなど、情報発信の強化を図ります。
道路の損傷について、市民の皆さんからスマートフォンなどで通報できるシステムを今年度中に運用するなど、新しい試みにも取り組みます。
港南区では、郊外再生の一環として野庭団地エリアのバスルートを再編し、新ルートの運行が6月から始まります。5月オープンの港南公会堂も現在、着々と整備が進んでいるところです。
瀬之間康浩
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