「こんな時でもできることはないだろうか」――。そんな思いで港南中学校のPTA(和田嘉一会長)がこのほど、同校の全生徒705人にカード型の御守りを配布した。新型コロナの影響でPTA活動も従来とは変更を余儀なくされるなか、和田会長は「保護者としても、何か子どもたちを励ましたい思いがあった」と今回のプロジェクトの背景を話す。
御守りは持ち歩きやすいようにと、財布などにも入れやすいサイズのカードで、イラストを手掛けたのは同校美術部。顧問の三代早世子教諭は「コロナの影響で作品発表の場も中止や縮小が多かった。先の見えない中で、こういう役割は励みになったのでは」と語った。美術部の1年生は「受験の先輩もいるので、皆が頑張れる御守りになれば」と語った。
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