栄図書館(公田町)で毎月開催している「おはなし会」の利用者が、コロナ禍で減少している。同図書館では人数制限や感染予防対策を講じながら「密」を避け、参加者を募集。本紙では、おはなし会を開催しているボランティアグループ、2団体を取材した。
紙芝居一座さかえ
紙芝居好きの有志による団体、紙芝居一座さかえ(伊賀幸子代表)は現在、12人が所属。栄区にまつわる昔話や区民から聞いた話などからオリジナル作品を制作している。作中のイラストや文字を自分たちで書き、色をつけ作品を完成させている。過去には公田町に伝わる「カエル節句」という紙芝居で準グランプリに入賞するなど実績もある紙芝居集団だ。伊賀代表は「栄区の郷土史を紙芝居を通じ後世に伝えていきたい。親子で来ていただければ」と話す。
かながわこどもひろば
本郷台駅前のあーすぷらざ開館に合わせ発足した絵本の読み聞かせなどを行う団体が、かながわこどもひろば(篠原優子代表)。あーすぷらざでの活動のほか、近隣保育園や小学校、栄図書館などでも活動している。
今は、読み聞かせのほか、昔話を本を見ずに語る「ストーリーテリング」や指遊び、わらべうたなども実施。20年以上活動する土門千晶さんは「子どもと親の笑顔を見ると(この活動が)やめられない」と笑顔を見せる。篠原代表は「お子様にも親にも楽しんでもらえたら」と話している。
予約制各回5組
おはなし会は事前申込制(各回5組)のため予約が必要になる。紙芝居は毎月、第二土曜日に開催し、7月は10日の午後2時から2時半。申し込みは7月3日から開始。こどもひろばの読み聞かせは毎月、第四土曜日に開催し、7月は24日の午後2時から2時半。申し込みは7月17日から。おはなし会の参加希望者は栄図書館カウンターか同図書館(【電話】045。・891・2801)へ
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