（左から）栄署の松本署長、横浜銀行本郷台支店の西田さん、泉支店長（栄警察署提供）
栄警察署（松本光好署長）で８月18日、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、横浜銀行本郷台支店の泉知芳支店長、西田美穂さんに感謝状が贈られた。
今年７月、同支店を訪れた70代の女性が預金１５０万円を引き出そうとしたため、西田さんが声がけをしたところ「息子の示談金のために必要だから」と女性が話したという。
典型的な詐欺のケースとの疑いを強めた西田さんは泉支店長とも相談し、警察に連絡しつつ女性に息子への電話確認を促した。息子本人と連絡がつき、そのような事実がないことが発覚したため、被害を免れた。
７月以降、増加傾向
栄署の担当者によると今年に入ってから医療費の還付金を騙った詐欺の電話が増えているという。さらに、７月以降は手口を問わず詐欺の電話が栄区内でも増加してるといい、「金融機関の皆様のご協力で被害を防げているケースは多い。区民を守るうえで大変心強く、ありがたいこと」としている。
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