神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2021年8月26日 エリアトップへ

新市長誕生 〈上〉 「コロナ専門家」をアピール 山中氏への期待広がる

政治

公開:2021年8月26日

  • LINE
  • hatena
選挙戦で山中氏が最後の演説場所に選んだ桜木町駅前には多くの人が集まった(21日)
選挙戦で山中氏が最後の演説場所に選んだ桜木町駅前には多くの人が集まった(21日)

 8月22日投開票の横浜市長選挙は、立憲民主党が推薦した山中竹春氏が初当選した。8人の候補者が選挙戦で訴えた主張を有権者がどのように受け止めたのか。今後の課題やコロナ下での選挙のあり方などについて、3回にわたって見ていく。

     ◇

 22日夜、山中陣営が中区の集会施設内に設けた「開票センター」には、立憲民主党代表代行で神奈川8区(緑区、青葉区、都筑区の一部)選出の江田憲司衆議院議員や同党の国会議員、地方議員が顔を揃えた。午後8時にテレビで当選確実が報じられ、その後に集まった支援者らは声を出さずに万歳を行った。

収束の「救世主」

 候補者選びを主導してきた江田氏は「(新型コロナの)感染爆発と医療崩壊が進行している中で、山中さんが救世主であると市民が期待した結果」と語り、満面の笑みで山中氏を称えた。

 山中氏は横浜市大教授として、コロナ抗体の研究で注目を集めた。その経験から選挙戦では「コロナの専門家」を前面に出してアピールした。選挙期間中に市内のコロナ陽性者が初めて1日1千人を超えるなど、急速に感染が広がり、市民の不安が山中氏の支持拡大につながったという見方もある。当確報道後、山中氏は「早くコロナを収束させてほしいという市民の声を感じた。ワクチン接種を加速させたい」と語っており、8月30日の市長就任後、最初に取り組む課題となる。

 選挙戦で山中氏を支持した市会の立民系や共産党の会派などを合わせた人数は、自民党と公明党の会派に及ばない。今後、IR中止など、山中氏が掲げた公約を実現するためには、自民、公明の理解を得ていく必要がある。ある立民市議は「行政経験のない山中さんを全力でサポートしていく」としている。
 

京急百貨店

かみおおおかG.w.フェスティバル

https://www.keikyu-depart.com/

<PR>

港南区・栄区版のローカルニュース最新6

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

金沢と栄は50年後に半減

横浜市人口推計

金沢と栄は50年後に半減

市内南部で減少顕著

4月25日

総会で設立15周年祝う

神大港南区宮陵会

総会で設立15周年祝う

4月25日

7階で『あぶない刑事展』

京急百貨店 26日から

7階で『あぶない刑事展』

4月25日

今は無き1号店は上大岡

デニーズが開業半世紀

今は無き1号店は上大岡

4月25日

港南文化会館が20周年

港南文化会館が20周年

記念行事に200人

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook