港南消防署はこのほど、今年6月に港南中央駅に到着した電車内で倒れた男性を救命措置で救ったとして、田中建詞さんと荒川裕和さんに感謝状を贈った。
たまたまその場に居合わせたという田中さんは市大附属市民総合医療センターに勤める看護師で、また荒川さんも市大附属病院に勤める医師だった。2人は倒れた30代男性の心肺が停止してると判断し、胸骨圧迫とAEDによる電気ショックを実施した。その後、救急隊が来た時にはすでに呼吸と心拍は再開していたという。
田中さんは「男性に小さなお子様がいると知った。命を救えて本当によかった」と語り、荒川さんは「田中看護師の『胸を押しましょうか』の声ではっとして自分も活動することができた。医師でよかった」と話した。
港南署の櫻井清二署長は「処置で呼吸心肺が再開していたことは大きい。一般にも応急手当の啓発に引き続き取り組んでいきたい」と話した。
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