栄消防署がこのほど、栄区田谷町の「横浜環状南線」建設現場の敷地で土砂災害対応訓練を実施した。高速道路のインターチェンジ、ジャンクションの橋脚が立ち並ぶ中、工事作業員が埋もれて動けなくなっているという想定のもとで救助隊と消防隊が連携して訓練を行った=写真。
土砂災害現場の初期対応では人力使用の資機材での活動が中心となるため、署員たちはスコップを手に地道に救助活動を展開。掘削のほか、土砂の崩壊を防ぐための掘削角度や掘削範囲なども検証しながら現場対応を確認した。
栄消防署豊田出張所の担当者は「土砂災害現場の活動は長時間にわたる。炎天下のなかでマスクを着用しての救助活動は息苦しさもあり、交代体制も重要になる。実践的な訓練を重ねて備えていきたい」と語った。
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