港南郵便局(石田圭司局長)と港南台郵便局(服部和弘局長)の職員12人がこのほど、港南消防団に入団した。定年などで団員数の変動がある中、今回の入団で港南区の定数285人を満たすこととなった。これを受けて港南消防署(櫻井清二署長)は10月15日、2郵便局を「消防団協力事業所」と認定し、表示証を両局長に交付した。
「先日も大きな地震があったが、いざという時に適切に対処できるように学び、正しく動けるように」――。港南郵便局の石田所長は入団の動機をそう語る。今年の春頃、櫻井署長から打診を受けた石田局長が服部局長にも呼び掛け、今回の入団が実現したという。石田局長も「防火防災の知識を高めることで、地域の役にも立てたら」と思いを語る。
櫻井署長は「全国的に消防団員確保は大きな課題となっている。そんななかでこうして職員の皆さんが入団してくれることは心強い」と話した。
今後、新たに入団した職員は心肺蘇生法や初期消火の訓練を重ねていくという。
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