京急百貨店
かみおおおかG.w.フェスティバル
中学生が育てた菊が街を彩り――。栄区・桂台中学校(馬場理人校長)の個別級の生徒らが育て上げた菊が11月5日、イトーヨーカドー桂台店(西口・東口)や桂台中学校南口、桂台地域ケアプラザの入口などに展示される。展示は11月14日までの予定。
地元有志が手ほどき
中学生の菊育てには地元の市民団体「みんなで栄区の花『菊』を育てる会」(梅川玉機会長)が中心となって取り組んできた。同会はもともと、地域ケアプラザの自主事業の一環として菊を育ててきたメンバーだが、今年は桂台地域ケアプラザや桂台中学校とのコラボ企画として中学生の菊育てが実現した。育てている品種はゼナ、フリッキーといった「ドーム菊」と呼ばれる種類の菊だ。
10月8日には同会のメンバーが中学校を訪れ、余分な蕾を取り除く「摘蕾」(てきらい)とよばれる作業の指導を行った。栄区菊花会の会長を長年務めた神田勝衛さんによると「菊は日が短くなると子孫を残そうと花を咲かせる準備をする。9月上旬にくもりが多く、日照時間が少なかったことが今年はちょうどよかった」という。
世代を超えた交流も
この日は3回目の講習ということもあって、中学生たちは同会のメンバーと和やかに交流しながら、真剣な表情で菊の蕾を摘んでいった。生徒らは「最初は難しかったけど、慣れたら楽しくなってきた」と感想を話していた。
同会の梅川会長は「菊も育ってきて、生徒たちも愛着がわいているよう。がんばって作業している姿をみるとうれしいもの」と笑顔を見せた。また「世代を超えたコミュニケーションとしても意義があり、来年以降も取り組みを続けられたら」と思いを語った。
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