持続可能な17の開発目標「SDGs」の達成に向けて活動している企業や団体などを横浜市が認証する「Y-SDGs」の第4回認証事業者がこのほど発表され、港南区の総合建設業、(株)キクシマ(菊嶋秀生代表取締役=本社・港南台4の39の7)が最上位「スプリーム」に選ばれた。港南区の事業者が最上位認証になったのは初めて。
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市独自の認証制度であるY-SDGsは企業や団体が取り組むSDGsへの活動を「環境」「社会」「ガバナンス」「地域」の4分野・30項目で評価し、取組状況に応じて3つの区分で認証するもの。最上位認証は全評価項目の概ね8割以上の項目において高いレベルで取組を進めている事業者に与えられる。
同社は1964年に鉄骨加工業として菊嶋巧会長が創業。現在は、注文住宅や教育福祉施設・集合住宅・商業施設建築に加え、リフォーム・耐震補強工事など総合建設業として多くの建築物を手掛けている。同社ではキクシマSDGs宣言とし『人と街が輝く未来』の実現に向けた企業活動を推進している。
今回の最上位認証に対し、菊嶋代表取締役は「自分たちのSDGsに対する取り組みが可視化された。建物をスクラップ&ビルドするのではなく、可能な限り生かせるものは生かし、時代のニーズにあったデザインや用途を今後も提供していきたい」と話した。
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