栄区長沼町の市立豊田小学校(垣崎授二校長)は11月26日、同校体育館で創立130周年記念式典を開催した。式典は三密を避けるため、関係者を除き、ほとんどの児童は各教室でのテレビ視聴という形で参加した。
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1892年に神奈川縣鎌倉群豊田村立尋常豊田小学校が開校。1939年に横浜市へ編入し、横浜市豊田尋常小学校と改称した。栄区発足で1986年に現住所「栄区長沼町」となった。これまでに延べ9410人が卒業し、現在450人の児童が栄区、戸塚区から登校している。
式典会場の体育館には、「130周年」にまつわる作品や授業で学んだことを各学年ごとに展示し、花を添えた。1年生は大きな制作物『130さい おめでとう バースデーケーキ」を体育館壇上に設置。そのほか、委員会活動で作った動画作品の紹介もあった。
戸塚の下倉田町内会会長で周年実行委員長の樋口賢一郎さんは「これからも多くの仲間と集い、体験や経験を積み重ねて、たくさんの思い出を作ってほしい」と話した。また、垣崎校長は校章の『稲穂』を話題に出し「大きく、大きく上に伸びる稲のように育ち、努力、努力し、世界や人類の幸せのために大きく活躍してほしい」と児童の成長に期待を込めた。
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