市政報告 市政重要課題で緊急申入れ 日本共産党横浜市会議員 みわ 智恵美
共産党市議団は11月25日、市政が抱える重要課題の3点について緊急申入れをしました。
第6波への備え強化
新型コロナの第6波に備える対策強化について、感染伝播の鎖を絶つPCR検査体制の拡充、入院体制・宿泊療養の拡充、保健所体制強化の実施、情報の積極的開示を求めました。
過大「花博」の見直しを
米軍の上瀬谷通信基地跡地(瀬谷区・旭区)で2027年開催予定の花博(横浜国際園芸博覧会)は建設費・運営費だけで680億円に上ります。日本共産党は「花博」の理念や実施については否定していません。しかしバブル期の大阪花博から建設費・運営費を換算しており、有料入場者目標を1千万人としています。過大な計画全体のコンパクト化と、無謀な新交通システム「上瀬谷ライン」(仮称)の計画中止を求めました。
市から上瀬谷ラインの運営事業を要請された横浜シーサイドライン(株)は現在、採算性が見通せず断る旨回答し、市長も花博での活用は断念しています。地域住民の交通利便性の維持・向上にこそ力を尽くすべきです。
みんなの中学給食へ
中学校給食の全員喫食への移行に関するアンケートは、現行のデリバリー弁当方式の給食の「選択制」か「全員喫食」かを問うのでなく、「どのような実施方式を望むのか」のニーズを把握するものにするよう求めました。市教委は「市長の公約実現に向けて具体化していく」「生徒の好き嫌いで実施の判断をするものではない」とし、市民全体の意見をつかめるようなアンケートになるよう検討していると述べました。
臨時特別給付は現金で
子育て世代への臨時特別給付支給金は、子育て支援のために迅速に行うのが目的であるなら、所得制限なく現金支給することが最も速やかです。12月議会では10日、市としては現金給付が望ましいと国へメッセージを発することを山中市長に求めました。またカジノ誘致、新劇場など無謀な計画を繰り返さない検証のあり方も提案しました。
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