ヤングケアラー把握へ 横浜市会議員 せのま康浩
今日は「こどもの日」です。港南っ子の皆は元気に楽しくゴールデンウイークを過ごしていますか。こどもの日はもともと端午の節句で男の子の健やかな成長や幸せを願って、お祝いする日でした。1948年に、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」祝日と決められ、「こどもの日」にもなったそうです。
そこで取り上げたいのが「ヤングケアラー」という言葉です。法律上の定義はありませんが、厚労省によると、障害や病気がある家族に代わり、家事やきょうだいの世話などを日常的に行っている18歳未満の子どものことを「ヤングケアラー」と呼んでいます。厚労省等が実施した調査によると、中学生の約17人に1人がヤングケアラーという結果が報告されています。この割合だと1クラス30人〜35人の場合、1〜2人がヤングケアラーということになります。
横浜市では、このヤングケアラーの実態調査を今年度に初めて実施します。家事や育児を手伝う児童・生徒を把握し、支援策の検討に生かすことが目的です。市の調査は夏ごろの予定で、市立校の小学5年生、中学2年生、高校2年生、市内にある県立高校2年生の計約7万5000人を対象にアンケート形式で実施します。顕在化しにくいヤングケアラーの実態を把握し、当事者である児童・生徒の困り事を全力で解消していきます。
瀬之間康浩
横浜市港南区上永谷5-6-10
TEL:045-847-5227
FAX:045-847-5247
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|