神奈川県内の特殊詐欺被害件数と被害額が昨年に比べ増加し、それに伴い予兆電話も多発している。県全体の認知件数は今年の1月から5月末の暫定値で643件(被害額13億800万円)と前年同期比プラス173件(同プラス4億9600万円)と増えている。そのような状況下、「港南・栄」警察署管内の3カ所で特殊詐欺被害を未然に防止したとして各署から対象施設に感謝状が贈られた。
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6月1日、横浜笹下郵便局に送金手続きのため訪れた男性に対し局員の町田雄紀さんらが詳細な聞き取りを実施。その間に警察へ連絡し、当選金受領手続きをうたった特殊詐欺被害を防いだ。
New Days港南台店では6月7日、携帯電話で通話しながらATM操作をしている女性に対し、店員の近島俊彦さんが手続きの理由などを確認。保険金申請を装った犯罪を食い止めた。
また、ローソン栄小菅ケ谷一丁目店では6月9日、高額の電子マネー購入のため訪れた女性に、店員の渡辺真実さんが積極的に声掛けを実施。特殊詐欺被害を発生前の段階で阻止できた。
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