民進党は次期衆院選で神奈川2区(西、南、港南区)に元衆議院議員の岡本英子氏(51)の擁立を決めた。
岡本氏は横浜国大経済学部卒。1995年の横浜市議選に栄区から出馬し、当選。4期目途中の2009年に辞職し、衆院選に民主党から3区(鶴見、神奈川区)で立候補して当選した。野田政権時代の12年、消費増税関連法案に反対し、離党届を出すも受理されず、除名処分となった。その後、同年の衆院選に日本未来の党から出馬して落選。14年12月の衆院選は生活の党から1区(中、磯子、金沢区)で出馬を模索したが、維新の党との候補者調整によって取りやめていた。
古巣へ戻ることに関して岡本氏は「民主党で活動していたころと思いは変わらない。野党の数が増える中、自民党の対抗軸が必要だと思った」と民進党入りを決めた。「教育問題や人口減少社会への対策を考えたい」としている。
2区は自民党の菅義偉官房長官が7回連続で当選。14年の衆院選は菅氏と共産党、生活の党の候補で争われ、民主党は擁立を見送っていた。
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