町内会館の建替えを進めていた栄区の小菅ケ谷第一町内会(田中健次会長)は10日、完成した建物の竣工式と披露式を開いた。新たに多目的ホールを備え、4月から一般利用にも開放する予定だ。
春日神社の境内に位置する旧町内会館は築40年以上が経ち、老朽化とともに間取りなどの使い勝手が課題となっていたという。新たに建てられた会館は、木造平屋建で床面積は170平方メートルほどの広さを備える。大部屋の多目的ホールはパーテーションで仕切ることができるほか、小会議室や事務室、倉庫なども備えている。
あーすぷらざ内のレストラン「メルヘン」で開かれた披露式には、地元住民のほか行政関係者も招いて約80人が建物の完成を祝った。あいさつに立った田中会長は「数年来の懸案だったが、町内会の法人化など各種手続きを経てこの日を迎えられた。市への補助金申請なども区役所職員にサポートしていただいた」と感謝を述べた。さらに「町内会の大きな財産として大切に維持したい。住民の情報発信基地や活動拠点として活用していきたい」と話していた。
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