市会議員 たのい 一雄 市政報告 海外の先進都市から学んで東京にない横浜らしい都市づくり
横浜は東京オリンピック・パラリンピックに加え、山下ふ頭をはじめとする臨海部の開発、ラグビーW杯開催、アフリカ開発会議開催、国際園芸博覧会(花博)誘致など世界から注目を集めるイベントが目白押しです。
今はまさに「第2の開国」とも呼べるチャンスです。国際競争力を高め、ベッドタウンからの脱却を図りながら、東京にはない横浜らしい都市づくりが重要です。施策づくりに生かすため、3月26日から31日にかけて渡米し、カリフォルニア州のシリコンバレーや「全米で最も住みたい街」ポートランド、シアトルなどを視察しました。
注目の横浜関連企業
横浜にも事務所を構え、次世代電動モビリティの研究開発を手掛ける「WHILL」は、車いすにデザインをもたらし、世界から注目される企業です。福祉の面だけでなく、条件が整えば横浜で観光客の移動手段に転用できる可能性も秘めています。その他にも横浜発の企業「(株)サカタのタネ」を視察。横浜に初めて海外の研究拠点を置いたアップル本社も視察し、今後の連携を確認しました。
観光客誘致のヒント
ポートランドは公共交通が発達し、公園を多く配置しながらコンパクトな街を形成しています。外食産業も独自の発展を遂げ、観光客誘致で学ぶべきことが多い都市です。
シアトルでは地下空間を使い連節バスやLRTを走らせています。横浜みなとみらいでも現在、連節バスを試行的に検討していますので参考にしながら議論を進めていきます。シアトルも横浜もボールパーク(野球場)が都市の1つのシンボルになっている点でも似ています。横浜スタジアムを活用した新たな街づくりに応用できる点もあります。視察の成果を生かせるよう、議会でも様々な提言をしていきます。
田野井 一雄
上大岡西1-10-5 SKビル402
TEL:045-841-3221
FAX:045-843-5024
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