栄区の飯島小学校(尾上伸一校長)で2日、5年生を対象にしたロボットプログラミング講座が開かれ、児童がロボット作りを体験した。
2020年度からプログラミング教育を小学校で必修化することが新学習指導要領に盛り込まれている中、飯島小では2015年に県内で初めてロボットプログラミング授業を実施。以来、同小では毎年講座が続けられ、この日も情報科学専門学校(神奈川区)の学生がコーチ役を担い、児童たちはプログラムの仕方やロボット工学の基礎を学んだ。
児童たちはPCの専用ソフトを使ってゲーム感覚でプログラムを構築。音や光、赤外線に反応するセンサーとモーターを組み合わせて、ロボットの動きをデザインしていった。発表の場では、外装も工夫しながら、お掃除ロボットや「先生の代わりにハンコを押すロボット」などユニークなアイデアが披露された。
市内各地で講座を支援している一般社団法人「横浜すぱいす」の古川三千代さんは「大人が思うより子どもは自ら工夫するので、興味をいかに引き出してあげるかが重要になる。また学生たちにとっても、コミュニケーションを学ぶ良い場になっているのでは」と話した。
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