西区第一地区社会福祉協議会(岡戸宏二郎会長)主催の一人暮らしの高齢者を対象にした「会食交流会」がこのほど50回を迎えた。
この食事会は、同社協が11年前から「一人暮らしのお年寄りが家の中に引きこもらないように」と始めたもので、民生委員が中心となって地域の単身高齢者を見回りながら参加を呼びかけている。年5回の食事会のほかに、日帰りのバス旅行も毎年行っている。
ある委員は「食事の準備など大変なことも多いが、みんな本当に楽しみに待っていてくれているし、私たちも逆に元気をもらっている気がする」と目を細める。
食後に毎回行われる余興も人気で、地域に住む大道芸人や歌手のほか、区の職員が参加することも。
1月16日の食事会には、芳賀宏江西区長もお祝いに駆けつけるなか、地元の横浜市立戸部小学校の児童たちが落語を披露し、参加者たちの笑いを誘っていた。
岡戸会長は「11年も続けてこられたのはひとえに民生委員をはじめとしたボランティアや地域のみなさんの協力のおかげ。でも、参加していない高齢者もまだまだ多い。これからも積極的に声を掛けて、高齢者が寂しい思いをしないよう、地域で見守り活動を続けていきたい」と話していた。
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