西区の藤棚町二丁目公園がこのほど全面リニューアルされ、2月10日に記念式典が行われた。
今回のリニューアルには、地元の市立稲荷台小学校の4年生が一昨年から西土木事務所の呼びかけに応じて計画作りから参加した。児童たちは校内や地元住民から新しい公園への希望をアンケートで募り、発表会などを行った。今回新設されたブランコやすべり台の色には、子どもたちの意見が採用され、入り口には地域の声を反映してスロープが設置された。
また、公園には昔から立派な銀杏の木があるが、毎年落ち葉が多く「清掃が大変」と撤去を希望する地元の声もあった。しかし、児童たちは「公園のシンボルツリーをなくすのはもったいない。秋には自分たちも掃除を手伝います」と、銀杏の存続を希望。公園愛護会と協力して清掃活動をすることを決めた。
式典当日は芳賀宏江西区長も駆けつけ、児童や保護者、地域住民らが一緒になって新しくなった公園のオープンを祝った。地元の藤棚2丁目西部自治会の田島伸高会長は「みなさんのおかげで素晴らしい公園になりました。地域で末永く愛され、憩いの場となるよう、これからも協力して大切にしていきましょう」と呼びかけていた。
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