世界で絶滅危機に瀕する希少動物を守るために自分たちに何ができるか―市立立野小学校(大内美智子校長)4年2組の児童が3月11日、保護者や住民を対象に竹之丸地区センターで発表会を行った。
これは、同クラスが今年度の総合学習の時間に「絶滅危惧種の動物」について横浜市繁殖センターの協力のもと勉強し、その集大成として行われたもの。
発表会では、児童たちがこれまで学んだインドネシアのバリ島にのみ生息する鳥、「カンムリシロムク」の生態や現在野生の生息数が数十羽しかいないこと、その原因が人間の乱獲や環境破壊にあることなどをグループごとに発表した。また、シロムクを救うために環境活動に取り組むことの重要性を指摘。エアコンの設定温度や節水、エコバッグなど実際に自分たちが試した活動も発表し、「みんなでエコ活動を進めて、カンムリシロムクたちを救いましょう」と呼びかけた。
クラス担任の野間義晴教諭は「発表会の企画や場所探しも児童が自分たちで行った。全てが良い経験になったのでは」と話していた。
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