統一地方選市議選 西区でも選挙へ 中区は定数4に7人が名乗り
任期満了に伴う横浜市会議員選挙は4月1日告示、10日投開票が行なわれる。3月21日現在、本紙の調べでは中区(定数4)には現職4人に新人3人が立候補の意向を表明している。また現職以外に立候補の動きがなかった西区(定数2)ではここにきて新人が出馬の意向を表明した。
中 区
前回トップ当選だった自民党の伊波洋之助氏(6期・67歳)は、山手駅バリアフリー化などの実績を強調した上で、防災対策や待機児童の減少、福祉施策の充実、環境対策などを訴える。
公明党の福島直子氏(2期・54歳)は、3期目に挑む。住宅耐震化の推進など災害に強いまちづくり、無料検診の実現によるがん対策の推進、地域経済の活性化などを政策に掲げる。
自民党の松本研氏(4期・59歳)は、中小企業振興を軸とした経済の発展のほか、若年者の雇用確保、高齢者介護、子育て支援、スポーツ振興に取り組みたい、としている。
串田久子氏(1期・45歳)は、みんなの党から候補予定者として公認を受けた。同党の「アジェンダ」を政策の軸に、学校給食の実現や都市部に適した交通政策の推進などを掲げる。
新人は3氏が立候補を表明。民主党は横浜市交通局職員の坂田潤氏(36歳)を公認した。少子高齢化に合わせた公共交通網の整備や地域コミュニティを活かした高齢者福祉、子育て支援の充実に取り組む、とする。
共産党は新人の畑野良弘氏(50歳)を公認。議員報酬の削減を含めた行政改革や子育て支援の拡充、中小企業振興を通じて「安心して生活し子育てができる社会を」と訴える。
また団体代表の松本修明氏(51歳)が無所属での立候補を表明している。ソーシャルビジネスの振興による雇用創出や行政サービスの効率化、環境保護の推進を訴える。
西 区
自民党の清水富雄氏(4期・55歳)は、「暮らしに身近な市政」を掲げ、街の防犯や治安対策、災害に強い街づくり、高齢者福祉の推進、福祉医療のネットワーク作りなどを訴える。
民主党の荻原隆宏氏(1期・41歳)は、議会改革や市域を越えた広域経済圏の確立、若者の就労支援や特養ホームの充実を通じて、「人々が孤立しない社会支援体勢の整備を」と訴える。
現職2氏以外にこのほど、インテリアデザイン会社経営の上野盛郎氏(40歳)が無所属で立候補を表明した。「持続可能な社会創り」を掲げて高齢者福祉の充実や女性が力を活かせる社会の整備、若手起業家支援による経済の活性化を訴える。
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