▼同署82代目の署長に就任。「ずっと憧れていた加賀町署で仕事をできることが嬉しい」とやる気みなぎる眼差しと張りのある声が印象的。官公庁やオフィス、観光地、生活地域とが混在する特色ある管内にあって「さまざまな”期待”に応えられる署でありたい。また、諸機関、団体と連携したこれまでの街づくりをしっかりと継承していく」と抱負を口にする。
▼就任早々に発災した東日本大震災では、対応に追われる中、帰宅困難者を同署内でも受け入れた。その際の署員の対応に後日、感謝の手紙が届いたという。「こういうのがやりがいになるんですよね」と笑顔を見せる。防災にも防犯にも地域との連携を重要だとする一方で「”悪をこらしめる”という警察の軸をぶらすことのないように」と鋭い眼光で語る。
▼大分県出身。第一交通機動隊長やAPEC関連業務などを歴任。多忙な生活の中でも多趣味で息抜き上手。アメリカで走らせたこともあるというバイクや、後世の指導にもあたっている野球の球審など、やるならとことん突きつめる。同署の新しい顔は、何事にも「一意専心」。そんな言葉がよく似合う。
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