「コクリコ坂」の地、集客に活かす 人気クルーズも「公開記念」版に
スタジオジブリの最新作『コクリコ坂から』の公開から1ヵ月あまり。作品の舞台・横浜の魅力を紹介しながら、新たな集客につなげようという動きが活発だ。
UW旗や映像で船内を盛り上げ
かながわ観光大賞を受賞した「工場夜景クルーズ」など、横浜港で各種クルーズを運航する(株)ケーエムシーコーポレーション(西区)。同社では今月から、人気プランの一つ「今と昔探検クルーズ・産業編」を「コクリコ坂バージョン」にした。
象の鼻を出発して山下埠頭や本牧ふ頭のコンテナバースなどを巡るこのクルーズ。船には映画に登場するUW旗が掲げられているほか、船内では映像を流し、雰囲気を盛り上げる。案内員は映画のストーリーも絡めながら、船や港の役割、今も残る昭和の面影などを紹介している。
集客も好調で同社の國弘麻美弥さんは「映画の舞台になったということで、お客様にはより特別感を感じていただいているようです」と手ごたえを語る。
マリンタワーでメッセージ展示
今日8月25日(木)から9月7日(水)まで、マリンタワーで「横浜からのフラッグメッセージ展」が開催される。
これは作品に特別協賛するKDDIが、横浜市と展開する観光キャンペーンの一環として行うもの。UW旗をモチーフとしたボードに「大切な人へのメッセージ」を記してもらう撮影会を市内で実施し、集まった2000人分のメッセージを同タワー1、2階に展示する。問い合わせはマリンタワー【電話】045・680・1655まで。
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