市政報告 防災は普段の備えが全て 民主党・横浜市会議員団(西区) 荻原隆宏
民主党横浜市会議員団は4月より防災政策プロジェクトチームを設置し、議論を進めてきました。明日2日には、林市長に「緊急提言」を提出します。
主な内容は、即時着手すべき内容として、市内放射線量測定の徹底や防災計画の見直しにおける市民との連携、県警と市・県の合同防災対策会議(仮称)の設立、帰宅困難者避難先の防災計画策定などです。年度内に着手すべき項目は、防災無線等の設置、海抜・防災拠点案内表示の新増設、地域医療救護拠点等応急医療体制のさらなる強化などです。これらの提言を市が着実に実行するよう、会派として取り組んで参ります。
横浜市内で4月28日と5月13日に配膳された学校給食に、国の暫定規制値を超える放射性セシウムが含まれた牛肉が使用されていたことが先日分かりました。国際的な規制値は年間1mSv。市当局は、大きく見積もっても、28日は0・00025mSv、13日は0・00026mSvと値ははるかに規制値に届かず、健康に影響はないとしています。このような原発の状況に直面し、私は今後日本が、再生可能エネルギー開発に心血を注ぎ、国と自治体が一体で脱原発依存への道を進むべきと考えています。
防災は、普段からの準備が全てです。阪神淡路大震災級の震度7の激しい揺れの中では、体は自由にならず、逃げることさえ出来ません。身の周りの安全を普段から少しずつでも整えていくことが大切です。横浜市が皆様の生命と財産をお守り出来るよう、今後とも全力で取り組んで参ります。
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