手作り生地に横浜産豚肉「はまぽーく」と横浜ビール酵母を閉じ込めた「横濱焼小籠包」がこのほど、市の「地産地消新ビジネスモデル支援事業」に選ばれた。
仕掛けたのは椿直樹さん。椿さんは西区内の焼肉店で支配人を務め、10年ほど前から横浜の地産地消推進に力を注ぎ、農林水産省の「地産地消の仕事人」にも認定されている。生産者と消費者がお互いに顔の見える関係を作ろうと、「横浜野菜推進委員会」や「濱の料理人プロジェクト」を立ち上げ、今年3月に株式会社「よこはまグリーンピース」を設立した。
「”地産地消”と聞くと堅苦しく思う方もいるかもしれませんが、地元の恵みを地元で楽しむということです」と椿さん。今回の焼小籠包は「横浜の新しい”名物”になるものを作りたかった」と考案。はまぽーくの味を活かすために無添加、手作りにこだわった。価格は少々高めだが、購入者からは「肉本来の味がしっかり楽しめる」と好評だ。
現在はネットや物産展での販売が主だが「将来は横浜の名産品を集めた”道の駅”のような施設を作りたい」と大きな夢を掲げる。
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