描き続けることで夢掴む 水墨画家 藤井雷(らい)さん
立野小出身の水墨画家、藤井雷(らい)さん(30歳)。大学時代から封筒の裏側に旅の記憶やその時々の想いを描き続け、その全てが繋がった作品『絵手紙』が今春から使用されている小学校3・4年生向けの図画工作の教科書の巻頭も飾る。また同作品は横浜美術館でも展示されるなど、今後の活躍が期待されている。
幼稚園や小学生のころから仏像やお寺が大好きで、よく描いていたという藤井さん。「学校ではテストを早く終わらせて、用紙の裏を画用紙代わりにして絵を描くのが楽しみでした」。
子どもたちには「いっぱい遊びながら、勉強や心の基礎を作る倫理観もしっかり学んでほしい。大人になってから勉強はできないから」とアドバイス。「何にでも好奇心を持って、気になったら行動に移す。そこから夢中になれることがきっと見つかる。あとはそれを続けていくことが大切」。自身もまだ夢の途中だ。
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