協賛店に紙面を手渡す児童
市立戸部小学校（石川純一校長）４年２組の児童がこのほど、学校や地域の話題をまとめた手作り新聞「戸部スマイルニュース」を完成させた。
今年度、総合学習で新聞作りに取り組んでいる同クラス。児童はこれまで、中区の日本新聞博物館を見学し、新聞作りの工程を知るとともに、記者の話を聞いて取材の方法や記事の選び方などを学んできた。また学校近くの戸部大通り商店会に協賛を依頼。印刷にかかる費用は同商店街の広告を掲載することで捻出した。
新聞作りに当たっては「まちの人に笑顔になってもらう」を大きなテーマに据え、京急戸部駅の改修や野毛山動物園のクリスマスイベントといった地域の話題、伝統のお祭りの歴史、他クラスの総合学習の取り組みなどを紹介した。
こうして完成した新聞はＡ３版両面カラーで５００部を印刷。同校児童の家庭に配布したほか、地域の連絡板に掲示されている。11月29日には取材先等に児童が紙面を届けた。３月頃に第２号を発行の予定で子どもたちは「もっといい新聞を作って、まちの人を笑顔にしたい」と話していた。
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